どこにもいけない
結局は
それはしあわせだよ
きみは目を細めて云う
伝わらないおもいがある
忘れたゆめがある
退屈なまいにちに、それでもきみは讃辞をおくる
それはしあわせだってことだよ
かなしげなひとみにうつっているのはなんだろう
わたしにはわからない
ああきみは
いつの間にか死んでしまった