掴んだのはあの日の後悔だった
おちたのはしずくだった
変わらない能面は
ぼくのかおに似ていた
もう遅いんだよ
だれかをころした


ごめんなさいなんて
何度云ったって
誰も気づかない
きみに会いたい


あの頃のぼくをころした
どこにいるの