瞼をひらく前にやわらかな狂気を肌に感じて
訪れるはずの今日を手放せるなら
眠りは夢の途中のまま
途切れることをのぞんだ


きみを殺していたよ
すべてが夢という確証をもてたなら
きみはそばに居るはずだった


暗闇を歩くひかりがない
立ち止まったまま
砂になって還れるの
求めることもしないままに
嘘でいいから
わたしを受け入れて