ちいさな空間の切れ端に
いつかきみを見なくなった
やさしいね
ひきつれるよう
声はふるえていた
嘆いたあとの涙は透明ではなかった
きれいな想いばかりではなかった
傷つけた痕
覚えていてくれる気がして
わざとさよならを云うみたいに
ぼくたちは子供だった
何もしらない
何かをしっていたはずの子供だった