誰かが泣き叫んだら
何人がふりむくのか
ぼくはきこえるのか
沈殿しているのは
泥のような嘘で
きみが見えないほど
ぼくはきっと汚れている
やさしい嘘をきみはいつも悲しげにつく
ねえ、きみがみえない
届くのは嘘ばかりだ
それ以外はなにもない
本当をしっている?
嘘なんかでなく
きみが本当を伝えてるなんて
どうしてぼくに云えるの
あいしてるよ
瞳が泣きそうなのに気づかないふりをする
彷徨っているのがただ一つでも本当であったら
ぼくは、