べつになにかを望んでるわけじゃない
鳥が羽ばたくのとおなじくらい
蝶がみだらに飛ぶくらい自然なこと
きみがなにも云わない理由をしらない
ぼくが傷つける理由をしらない
唯変わってほしくなかったのはきみかぼくか
声をあげて泣いてよ
いつからぼくらは大人になるの
どうして泣きかたを忘れてしまったの
きたなくていいんだよ
きずつけていいんだよ
なにも忘れなくていいとだれか云って
そうすればぼくは
きみに会いにいけるのに